シングルマザーの看護師さんは夜勤をどう乗り越えていますか?|看護師の転職お悩み相談【看護師ドットワークス】

シングルマザーの看護師さんは夜勤をどう乗り越えていますか?

32歳女性看護師、子育てのため休職中

子育てのため休職中の看護師です。最近、離婚してシングルマザーになったので、看護師への復職を考えています。現在、子どもは小学校2年生です。

以前は、急性期病院の外科病棟で勤務していました。いままでの経験もあるので、復職先は急性期病院、出来れば外科系の病棟がいいかなと思っています。

けれど、病棟勤務だと夜勤は避けられないですよね。収入のことを考えると、夜勤をした方がよいのでしょうが、夜勤をするにあたり、いろいろと不安要素が多く、夜勤をするべきか悩んでいます。

お子さんがまだ小さいママ看護師さんや、シングルマザー看護師さんは夜勤どうされていますか?

看護師の転職お悩み相談の質問

シングルマザーとなると、一家の大黒柱としてある程度の収入が必要となります。生活費だけでなく、子どもの学費や老後のことを考えると、できるだけ多くの収入を確保したいですよね。夜勤をするかしないかだと、やはり夜勤をした方がお給料は高くなります。

しかし、質問者さんのお子さんは小学校2年生ということで、まだ一人で留守番ができる歳ではないですし、お子さんが寂しい思いをする可能性も大いにあります。シングルマザー看護師にとって、夜勤をするかどうかは最大の悩みどころではないでしょうか。

収入のことを考えると夜勤をせざるを得ないけど、実際夜勤はできるのか、子どもとの時間は確保できるのかなど、今回は、シングルマザー看護師の夜勤事情についてご紹介します。

シングルマザー看護師が夜勤をするために必要な条件

シングルマザー看護師が夜勤をするために必要な条件を抑えておきましょう。

夜間保育がある

院内に託児所や保育園がある病院は増えてきています。中には、24時間保育をしているところもあります。子どもが小学生以下の場合は、院内の託児所を利用することが可能です。場所は離れていても、同じ施設内に子どもを預けられるので、ママも比較的安心して仕事できますよね。

家族の協力

シングルマザーにとって家族の協力は必須です。子どもが小学生以上で、院内の託児所が利用できない場合は、夜勤の時は実家に子どもを預けるという人が多いようです。

結婚して実家が遠方になったけど、シングルマザーになったことを機に地元へ帰る人は少なくありません。ほかの職種に比べて転職がしやすいのは、看護師の強みです。

または、元夫との関係が良好な場合は、夜勤の日はお父さんに協力を求めるのもひとつの方法です。

夜勤回数を減らしてもらう

子育て支援制度を設けている勤務先を選ぶと、月に1~2回など夜勤回数を減らすことができます。

月に4~5回の夜勤はさすがに多いけど、1~2回なら実家にも助けを求めやすいのではないでしょうか。それに、月に1~2回でも、まったく夜勤をしないのに比べると、お給料は確実に増えます。

シングルマザー看護師が職場に求める条件

シングルマザー看護師が復職する場合、夜勤に関することだけではなく、さまざまが条件が整っていないといけません。シングルマザー看護師が職場に求める条件を見ていきましょう。

院内に託児所がある

前項でもお伝えしましたが、シングルマザー看護師にとって院内に託児所があった方が何かと好都合です。

また、院内の託児所は保育園よりも保育料を安く設定している、中には無料という病院もあります。収入が一馬力のシングルマザーにとっては好ポイントではないでしょうか。

基本給が高い

一人で子どもを育てないといけないシングルマザーにとって給料は重要なポイント。

子どもが小さいと日勤のみやパート勤務を選ぶ看護師は多いですが、シングルマザーは生活するために、ある程度の収入が必要となります。

残業や夜勤がなくても、ある程度のお給料がもらえる、基本給が高い職場を選んだ方がよいでしょう。

残業がない

夜勤は月に数回のことなので、実家に子どもを預かってもらったり、24時間保育を利用したりもできます。

しかし、毎日のように残業がある職場だと、子どもの帰宅時間、お迎えの時間、夕食の時間に間に合わない、子どもと過ごす時間を作れないといった問題が出てきます。

シングルマザー看護師にとって、残業がないのは必須条件ではないでしょうか。

シングルマザー看護師におすすめの職場

シングルマザー看護師でも働きやすい、おすすめの職場を紹介します。

クリニック

クリニック勤務は、夜勤がなく定時で帰れるのが魅力です。美容整形クリニックなら、夜勤なしで、病棟勤務なみのお給料が期待できます。

また、クリニック勤務のママ看護師やシングルマザー看護師はたくさんいるため、子どもの相談したり、お互い助け合ったりと、大きな支えとなるでしょう。

しかし、クリニックは配置している看護師の人数が少ないところが多く、急な早退や休みが取りにくいのがデメリットです。

慢性期病棟

シングルマザー看護師が夜勤をする場合、おすすめの職場は慢性期病棟です。

やはり、急性期の病棟は忙しく、急変などのイレギュラー業務の対応もしなければなりません。残業が多い病棟が多く、心身ともに疲れて、休日は寝ているだけ、ということになりかねません。

慢性期病院だと、ある程度業務はルーティン化しており、イレギュラー業務も稀です。

訪問看護

訪問看護は夜勤の代わりにオンコール体制を取っている事業所がほとんどです。オンコールの日はオンコール専用の携帯電話を持って帰り、自宅待機します。オンコールが鳴らなければ、オンコール手当だけもらえるラッキーな日に……。

基本給は病院勤務に比べると夜勤手当がない分、やや低くなってしまいますが、外来やクリニック勤務に比べると比較的高給というところが多いようです。

まとめ

シングルマザー看護師が夜勤をするためには、さまざまな条件が整っていないとできません。子どもとの時間の確保と収入とを天秤にかけないといけないので、ジレンマを抱える人は多いでしょう。

シングルマザーで復職するためには、子どもの年齢や、職場の子育て支援制度の有無、家族の協力など、状況に応じた職場探しが必要となります。

一人で頑張らず、周りのサポートを受けながら、自分自身、また家族にとって最適な職場環境が見つかるといいですね。

仕事と家庭を両立させながら働きたいと考えている方は、転職エージェントへご相談ください。専門のコーディネーターが、面談を通してあなたにぴったりの職場を紹介してくれますよ。

転職は情報収集とタイミングが重要なポイントです。いいなと思う求人があっても、転職の準備ができていないと、せっかくの機会を逃してしまうことも少なくありません。

ぜひ、転職活動の準備を今からはじめてみませんか。

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