医療事故を看護師の自分が起こしてしまうのでないかと心配|看護師の転職お悩み相談【看護師ドットワークス】

医療事故を看護師の自分が起こしてしまうのでないかと心配

2年目看護師、夜勤ありのフルタイム勤務、医療事故を起こしたらどうしようと不安で仕方ない

私は2年目看護師です。プリセプターに指導して頂いたおかげで、少しずつひとり立ちできる処置やケアも増え今は夜勤も、ひとり立ちさせて貰えるようになりました。一人でできるようになったことが増えるのはうれしい反面、不安で仕方ありません。

今まで、ミスや事故を起こしたことはありません。ですが、私自身が医療事故を起こしてしまったらどうしよう?と思い、不安で仕方がありません。

どんな仕事についても、ミスを起こしたらだめだとは思いますが、もしも私のせいで患者さんの生命に危機を及ぼしてしまったらどうしようなんてことを、考えてしまいます。これから先、どうしていけばよいのでしょうか?

看護師の転職お悩み相談の質問

ひとり立ちが増えて、仕事を任せてもらうことは嬉しいですよね。ですが、これで本当に良いのかな?と不安に押しつぶされそうになることもあるでしょう。それだけ、看護師の仕事は肉体的だけではなく精神的にキツイ仕事です。

私は、絶対にミスなんか起こすはずがないと思う人より、良いと思います。医療事故を自分で起こしてしまうかもしれないという事を不安に思う事はあなたが、しっかり考えて看護師としての業務をこなしているということだと思います。

なぜ、あなたの考え方が良いことなのか、そしてその不安に打ち勝っていくことができるのかをお話していきましょう。

常に緊張感を持つことができている

先ほど、医療事故を起こすかもしれないと思う考え方は良いことだと私は言いました。その理由は、あなたが常に緊張感を持つことができているからです。

もしも、失敗したらどうしようと思っているから緊張感を持ち仕事に挑むことができているので、そのように思っている間は、ミスをせずに仕事をこなすことができるでしょう。おそらく、どの処置やケアに対しても、一つ一つ考えながら丁寧に業務をこなしているのではないでようか?

キャリアを重ね、全ての業務に慣れてきたとき、これくらいなら大丈夫と思うようになった頃が危険かと思います。私の働く職場でも、3年目から4年目の看護師にミスが多いように思います。医療事故まではいきませんが、インシデント・アクシデントを起こしていることがあります。

慣れは厳禁

3年目から4年目の看護師にミスが起こしやすい理由は、仕事に慣れてきて気の緩みが出てくるからです。ちょっと手を抜いても大丈夫、これくらいなら大丈夫と思うようになった頃、ミスを起こしやすくなります。

仕事も慣れてきて、遊びの時間が増えすぎると仕事にも影響が出てきます。仕事に慣れてきた時こそ、さらに気を張ってミスをしないよう心掛けることが必要です。

睡眠はしっかりとる

仕事に慣れてくると、プライベートでも遊びの時間が増え睡眠時間が減ってくる看護師の方が多いように思います。睡眠時間が減ることで、仕事中に睡魔が襲い、ミスをする可能性がとても増えます。

私自身も、看護師3年目から4年目の頃は、本当によく遊びました。あまり寝ずに仕事に行ったという時もありました。いま思えば、大きなミスを起こさなかったのも奇跡的かもしれません。ですが、小さなミスをたくさんしてプリセプターにはよく注意されていました。

ミスをしなかったとしても、仕事に支障が出てくる可能性が高いので、しっかり睡眠を取るよう心掛けてください。これは、私が体験したことなので声を大にして言いたいことです。

日勤だけではなく夜勤の際にも同じです。夜勤中の仮眠時間は寝つきが悪いかもしれません。ですが、目をつぶり横になるだけでも、少しは体力が回復します。

プライベートを充実することで仕事のミスもなくなる

あなたは、ワークライフバランスという言葉を聞いたことがありますか?ワークライフバランスとは、仕事とプライベートの時間のバランスのことをいいます。

どちらも満たされ、バランスが取れていなければいけません。ワークライフバランスをとるためには、まずはプライベートを充実させる必要があります。

仕事のストレスを発散させるために趣味に時間をとったり、家でゆっくり過ごす時間を確保したり、そして十分な睡眠を取るようにしてください。そうすることで、プライベートが満たされ、今度は仕事を頑張ろうという気持ちを持つことができます。

医療事故を行ないようにするためには、プライベートを充実させるように心がけてみてください。

ストレス発散

仕事で常に緊張感を持つという事は、それだけストレスもたまります。プライベートの時間ではストレスを発散するよう心掛けてください。

ストレス発散の方法は個々によって異なってきます。趣味に時間をつかったり、友達とおしゃべりしたり、買い物したり、お買い物に行ったりなんでも構いません。あなたに合った方法でストレスを発散させてください。

解らないことに対して、しったかぶりをしない

一番気を付けなければいけないことは、解らないことは解らないとはっきり言うことです。これは、キャリアを重ねた人に一番言いたいことですが、知ったふりをして何となく仕事をしない様にしてくださいという事です。

知ったふりをすることで、処置やケアの方法が間違っていれば医療事故に繋がります。解らないことがあればプリセプターもしくは上司に教えてもらってください。

知らないことは恥ずかしいことではありません、教えてもらったことを覚え習得すればなんの問題ありません。

まとめ

医療事故を起こしてしまうと最悪の場合、患者さんの生命を脅かすことになります。医療事故を起こしたらどうしようと不安に思い、そして常に緊張感を持つことはとても大切な事です。

それだけではなくワークラウフバランスをしっかりとり、プライベートを充実させる。そして、睡眠時間をしっかりとることでも、ミスを減らすことができます。仕事に慣れてきたとしても、ミスを起こすかもしれないとい緊張感は持ちつつ、業務をこなすことが必要です。

看護師の仕事を続けていくうえで、常に医療事故は頭の中に入れておかなければいけません。自分の思い込み、慣れが医療事故を起こすきっかけになります。解らないことは解らないとはっきり言い、教えてもらう気持ちも大切です。

しかし、さまざまな対策や工夫をしても医療事故についての不安が拭えないときは、違う働き方を考えるのもひとつの方法です。看護師として働ける職場は病院だけではないため、医療事故が起きにくい職場を選び、落ち着いた気持ちで働くのも良いかもしれません。

看護師として働ける職場がどれくらいあるかを調べるなら、転職エージェントがおすすめです。非公開求人なども取り扱っているため、求人サイトやハローワークでは見つけられない求人情報も探せるでしょう。

まずはコーディネーターと面談をしてみて、自分の悩みや希望する働き方などを整理してみてはいかがでしょうか。

看護師の転職お悩み相談の回答

2年目看護師

メンタル

仕事の悩み

ワークライフバランス

ストレス

その他の記事(看護師の転職お悩み相談の記事一覧

トップ
看護師向け転職エージェントランキング